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レッドブル、チーム代表の契約は2017年まで

2013年01月31日(木)11:00 am

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、チーム代表のクリスチャン・ホーナーがフェラーリへ移籍するのではないかとのうわさに反論した。

最近、セバスチャン・ベッテルを擁し、3年連続でドライバーとチームの両タイトルを獲得したレッドブルの指揮を執るホーナーが、フェラーリの本拠地マラネロを訪問していたことが明らかとなった。

その後、そのときにフェラーリを訪れていたのはホーナーだけでなく、F1最高責任者のバーニー・エクレストンやマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュ、メルセデスAMGの会長職にあるニキ・ラウダといったF1を代表する面々が集い、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロとともに、コンコルド協定(※)についての話し合いを行っていたことが明らかとなっている。

だが、それによってホーナーのフェラーリ移籍のうわさが消え去ったわけではなかった。

しかし、F1に関しては、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツの右腕と称されるマルコは、ホーナーとは確固たる契約が交わされていると主張し、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように語った。

「われわれは2017年まで契約を延長したばかりだというのに、なぜクリスチャン(ホーナー)がマラネロで交渉する必要があるんだい?」

このニュースは、フェラーリにとって、そしてほかのすべてのF1チームにとっては残念なものかもしれない。というのも、各チームが獲得したいと望んでいるレッドブル最高技術責任者であり、F1界きってのレーシングカー設計者であるエイドリアン・ニューイも、これまで常にホーナーと歩調を合わせて契約の更新を行ってきているためだ。

(※)コンコルド協定とは、F1チーム、統括団体のFIA(国際自動車連盟)、F1運営会社などで結ばれる、F1の商業権や運営方法、利益分配などに関する協定のこと。内容は原則非公開となっている。

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