NEXT...F1開催スケジュール

レッドブル代表「ベッテルは苦しみながらチャンピオン争いに戻ってきた」

2012年11月26日(月)14:21 pm

レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、F1史上最年少での3連覇を達成。チーム代表のクリスチャン・ホーナーがシーズンを振り返った。

【写真ギャラリー】F1ブラジルGP日曜 決勝の様子 その1

クリスチャン・ホーナー
「本当に信じられないほど素晴らしいシーズンが、信じられないような形で締めくくられた。今年のチャンピオン争いは最後まで接戦が続くとずっと分かってはいたが、今日われわれがしたようなレースを予想していた人は1人もいないと思う。しかし、ドライバーとコンストラクター(チーム部門)の2冠を3年連続で獲得できたというのは、驚異的なことだ」

「今シーズン、セバスチャンは今まで以上にいい走りをして、苦しみながらもチャンピオン争いに戻ってきた。決してあきらめなかった。それは今日のレースでも目にしただろう。上位からたたき落とされてから、大きなダメージを受けながらも最後尾から上がっていって、再びレースを取り戻した。決してあきらめなかった。今日のレースはこれ以上ないストレスがかかるものだった。雨が降ったりやんだりし、事故があり、スピンがあり、何でもありだった。本当に、セーフティカーもあったし、無線も使えなくなった」

「だが、シーズンを全体として振り返らなければ。全20戦通して、チームは信じられないような仕事をした。セバスチャンはこのワールドチャンピオンに本当にふさわしい。フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)という最強のライバルと戦ってきたが、彼と彼が今年してきた素晴らしい走りもたたえないわけにはいかない。それが、このタイトル獲得をより価値あるものにしてくれた。非常に高いレベルで競い合うことになったからね」

「私にできるのは、チームのメンバー1人1人に対して、その努力すべてに感謝することだけだ。ディートリッヒ・マテシッツ(チームオーナー)にも、献身的な支援とサポート、全員への励ましに感謝したい。われわれを応援し続けてくれたレッドブルのメンバー全員と、もちろんこの3年間共に戦い成長してきたすべてのパートナーに、チーム全体を代表して心からお礼を申し上げる。この成功の実感がわくまでには、少し時間がかかるだろうね」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック