フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは、インテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGP決勝を6番手からスタートし、5位になった。
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ニコ・ヒュルケンベルグ
「すごく楽しかったよ。とても面白かったし、常にいろんなことが起こっていたからね! 今日は表彰台に上れる大きなチャンスがあったけれど、それを逃してしまったのは残念だった」
「最初の数周は路面がかなりぬれた状態で、クルマをコースからそらさないようにするのが大変だった。でも、まだインターミディエイト(水量が少ないとき用のレインタイヤ)が必要になるほどのウエット状態ではなかったから、スリック(溝のないドライタイヤ)のままでいったんだ。その判断がうまく当たって、すぐに僕が先頭に立ったよ」
「問題なく走れていたんだけど、ついに小さなミスをしでかして、ルイス(ハミルトン/マクラーレン)に追い抜かれてしまった。僕は彼に食らいついてゆくことができていたし、また首位の座を奪い返そうとして接触してしまった。何が起こったのかよく分からないんだけど、第1コーナーに入るところで追い抜きにかかったら、リアのグリップを少し失ってしまったんだ。第1コーナーに差し掛かったところで、突然ぶつかってしまった。いい戦いができていたから、僕たち2人にとって残念だったよ。僕はなんとか走り続けることができたけれど、そこでかなりのタイムを失ってしまった」
「それでも、5位というのはシーズンを終える上でこの上ない結果だし、チームは今週末素晴らしい仕事をしてくれたと思う。みんなもレースを楽しんでくれたことを願っているよ。(フォース・インディアでの)最後のレースでいい置き土産ができた」