マルシャのティモ・グロックは、インテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGP決勝を21番手からスタートし、16位になった。
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ティモ・グロック
「言うことはあまりないよ。結果が物語っている。今日はとにかくついていなかった。チームにかかわる全員にとって本当に残念だ。一緒に必死にやってきて、ようやくここまでくることができたのにね。こういう形で10位を失って、本当に悲しいよ。うまくやっていて、ライバルのクルマの前にとどまれるようにすべての準備を整えていたのに」
「でも残念ながら、ベルニュ(ジャン・エリック・ベルニュ/トロ・ロッソ)が僕のクルマの後ろにクラッシュしてきて、レースを台無しにしてくれた。ちょうどリスタートの時で、グリーンフラッグが振られているときにピットインしなければならなかったんだ。それで最後尾に落ちてしまって、そこから必死に上がろうと努力した。でも、僕たちにできることはほとんどなかったよ。それに、こういうコンディションでは、いかにぎりぎりの際どい状況に左右されるかも分かったよね」
「全体像を振り返って見ることが重要だと思う。10位は失ったけれど、このチームで築き上げてきたものは誰にも否定できない。僕たちはできる限り強く、やる気を持ち続けるようにして、このことをすぐに乗り越えなければ。だって、運に左右されない状況で僕たちに何ができるかを見せたんだからね。来年はKERS(運動エネルギー回生システム)があるから、さらに良くなるよ。僕のクルーとチーム全体に感謝している。今はみんな本当にがっかりしているんだ。でも絶対に立ち直るよ」
「最後に、セバスチャン(ベッテル/レッドブル)、タイトル獲得おめでとう。そして、ミハエル(シューマッハ/メルセデスAMG)の今後の成功を祈っている」