フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが、テキサス州オースティンに新しく完成したサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われるF1アメリカGP(11月18日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q:アブダビGP(11月4日決勝)は残念な結果でしたが、そこから立ち直って次のレースに集中するのは簡単なことでしょうか?
ヒュルケンベルグ:僕については、心配いらないよ。もう終わったことだからね。今さら振り返っても意味ない。ひとつのレースがうまくいかなくても、なるべく早く忘れて気持ちを切り替え、マシンに乗り込めばいいんだよ。
Q:アメリカでレースをすることについては?
ヒュルケンベルグ:アメリカに長く滞在した経験がないので、いろいろと見て回るのが楽しみだよ。ニューヨークは訪れたことがあるけれど、僕のアメリカ体験はそんなもんだね。あの国の人や文化は大好きさ。楽しい1週間になると思う。オースティンには13日(火)に着く予定なんだ。サーキット入りする前に何日か町を見物しようかな。
Q:今までの知識から、新コースでの戦いはどうなりそうですか?
ヒュルケンベルグ:シミュレーターを操った限り、レイアウトは頭に入っている。典型的な中速コースだけど、高低差がずいぶんあるね。第3から第6コーナーにかけては高速で、姿勢変化が目まぐるしい。シルバーストンでいうとマゴッツからベケッツの区間に似ているかな。急なブレーキが必要なところもいくつかあって、最終コーナー手前は低速セクションが続く。あらゆる要素をつめ込んだコースといったところだね。