不振が続くメルセデスAMG。このままでは2013年も? ルイス・ハミルトン(マクラーレン)も気がきではないかもしれない。
イギリスのブラックリーに本拠地を置くメルセデスAMGは、F1第3戦中国GP(4月15日実施)でニコ・ロズベルグが優勝。第6戦モナコGPではミハエル・シューマッハが予選でトップタイム(ペナルティーでポールポジションスタートではなく6番グリッドからスタート)を記録したが、その後は第14戦シンガポールGP(9月23日実施)でロズベルグが上げた5位フィニッシュが目立つのみで、あとはリタイアや11位以降のポイント圏外での成績がほとんどだ。
2013年には、そんなチームのもとにマクラーレンを離脱し、ハミルトンが加入することが決まっている。
アブダビGPでトラブル続きのメルセデスAMGについて質問されたハミルトン。イギリス『The Times(タイムズ)』紙は、次のようなハミルトンのコメントを伝えている。「自分の決めたことには満足しているよ」
「あのチーム(メルセデスAMG)に起きていることは、何ら影響を及ぼさない」
「誰だって道に迷うことはある。僕ら(マクラーレン)だって例外じゃない。過去にちっともポイントをとれなかったこともある」
来年メルセデスAMGに足を踏み入れたときから、ハミルトンには大変なチャレンジが待ち受けている。本人もそのことを自覚しているようだ。
「調子を取り戻すのがどれだけ困難か、僕はよく知っているよ」