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ライコネン「2013年はタイトル争いにチャレンジできる」

2012年11月02日(金)12:32 pm

キミ・ライコネン(ロータス)が、2013年もロータスに残留することが正式に発表されたが、そのライコネンが来シーズンに向けての意気込みを語った。

Q:F1に復帰したことで、どのようなことを学びましたか?

ライコネン:今シーズンを通じて、僕は以前と同じようにレースを愛しているということがわかったよ。もちろん、そんなふうに感じなければF1に復帰したりはしなかっただろうけどね。F1カーを運転することは、以前と同じ刺激を与えてくれるし、僕も以前と同じ情熱を持っていると感じる。

Q:ロータスF1チームはあなたにとってF1で4つめのチームということになりますが、うまくやってこられていますか?

ライコネン:このチームにとても満足しているよ。彼らの働き方や、レースへの取り組み方、それにクルマの開発に向けてどういう投資をしているかということについてね。エンストン(ロータスの本拠地)の裏舞台での進歩により、来年はもっと表彰台に上ることができるようになるだろうし、タイトル争いに向けてももっと力強いチャレンジができると思うよ。

Q:最近、50万人にも及ぶ人が「YouTube」であなたが強制的にサインさせられる映像(個人スポンサーのプロモーション映像)を目にしました。ロータスF1チームとの契約はこれに比べるともっと品よく行われましたか?

ライコネン:そう、みんなが最近見たほかの契約にサインしたときの光景とは違って、チームは僕を縛り上げて、フォトアルバムを見せながら脅迫する必要はなかったよ。今回の場合、その必要はなかったね。

Q:今シーズンの残りのレースに向けて、そして2013年シーズンに向けて、どれほどの意欲を持っていますか?

ライコネン:いつもそうだけど、やる気は満々だよ。レースをしたくてウズウズしている。

Q:来シーズンには、今シーズンの経験がどのように生かせるでしょう?

ライコネン:僕たちはチームとして、速くて信頼性の高いクルマを作り、進歩させることができると証明してみせた。今年は、次からもっといいシーズンを送ることができるようにするための強い基盤づくりを進める上でのいい基礎になっているよ。いくつかの重要な部分で改善を行うために何をすべきかが分かっているし、それは来年もっとよい結果を残すために役立つはずだ。とにかく、2013年にさらにいい結果を残すため、このチームと一緒に働きつづけることを楽しみにしているよ。

Q:今年からは何を学びましたか?

ライコネン:しばらくF1から離れていたから、僕がどれだけのパフォーマンスを発揮できるのか疑ってかかっていた人も少なくないと思うよ。自分自身ではレースをやめていたとは全然思っていないんだ。ラリーという少し違うものをやっていたかもしれないけれどね。

ライコネン:でもF1に戻ってからはすぐに、またF1レースを始めるのに十分な体力もあるし、スピードだって十分にあると感じたよ。勝利に対する欲求は以前と全く変わらなくて、勝利するために戦う力があることを示してみせたと思っている。もちろん、今季はここまでまだ優勝を飾ってはいないけれど、何度か惜しいレースもあったし、また勝ち始めることができるようになるまで頑張り続ける。

Q:2013年には何が一番大切になりますか?

ライコネン:もちろん、大切なのは常に毎週末、毎レースで最善を尽くすということだよ。レースでもっとよい活躍を見せられるようにするためには、自分自身もクルマも、もっと予選で頑張らないといけないと思っているんだ。今季の結果を見れば、常に優勝を狙うためには前から2列目までに入っていないとだめだからね。2013年に向けてはグリッドポジション(決勝でのスタート位置)を改善することが大切だね。それが僕にとっての重要な目標のひとつだよ。

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