元F1ドライバーのニキ・ラウダは、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)がF1のトップレベルで成功するには年をとりすぎたと考えている。
過去に7度世界チャンピオンに輝いたシューマッハが4日(木)、鈴鹿サーキットで引退を発表した際「まだトップレベルのドライバーたちといいバトルを繰り広げられる」と話していた。
また、「そう思えることが誇りだし、F1復帰を一度も後悔しなかった理由でもある」と語った。
しかし、来季からメルセデスAMGの非常勤会長に就任することが決まっているラウダは、この意見に懐疑的だ。
『プレイボーイ』誌に対し次のように述べた。
「年齢と共にドライバーはより多くのことを考えるようになる。それが自分の中で自然とブレーキの役割を果たし、リスクをある程度避けようと働く」
「しかし、若手のドライバーたちは人生において別の段階にある。経験も少なければ、背負う責任も少ない」
また、ラウダは「シューマッハが8度目のタイトルを獲得するのは難しいと思っていた」と打ち明けた。