今季、世界耐久選手権(WEC)のLMP2クラスでガルフレーシング・ミドルイーストから参戦している井原慶子。今週末、富士スピードウェイ行われる第7戦の6時間耐久レースにむけて意気込みを語った。
第6戦のバーレーンでのレースでは、電気系統のトラブルでリタイアしている井原は、まず問題を克服することが重要だという。「富士にむけては、たくさんのデータ収集をして、今抱えているメカニカルグリップ系や電気系統の問題を少しずつ突き詰めています。今の課題を克服して、富士では表彰台に上がりたいです」とコメントしている。
これまでイギリスやイタリアでのレース経験をもつ井原が、日本でレースをするのはデビュー以来だ。
「日本人として、世界で50カ国ぐらいずっとレースをしてきましたけれど、日本でレースをするのが、デビュー以来となります。非常に久しぶりなので、ものすごい楽しみにしていますし、日本でサポートしてくれているみなさんにいい走りをみせたいと思います」と語った。
WEC第7戦富士6時間耐久レースは、12日(金)に練習走行が行われ、13日に予選、そして14日(日)11時に決勝のスタートが切られる。
先日、井原はガルフレーシングともに「Gulf Racing & 井原慶子 サポーターズクラブ」を発足している。
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