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ライコネン「新しい場所でレースをするのはいつだって面白い」

2012年10月11日(木)1:05 am

ロータスのキミ・ライコネンが、韓国インターナショナル・サーキットで行われる韓国GP(10月14日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:日本GPでの6位は、予想通りでしたか。それとも、もっと上位が可能だと思っていましたか。

ライコネン:6位は望んでいた結果じゃない。1周目にあったいろいろな事故でタイムをロスしたし、2回目のピットストップでもトラブルがあった。だから全体として難しいレースだった。そういうことを考えに入れても、残念ながら、もっとうまくやるだけの速さがなかったよ。少し状況が違っていたら、もしかしたらルイス(ハミルトン/マクラーレン)の前にはとどまれたかもしれない。でも、5位以上になれる可能性はなかったね。

Q:スタートは大混乱に見えました。クルマからはどんな様子だったのでしょうか。

ライコネン:1コーナーはぎりぎりだった。スタートはまあまあで、すぐにフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)の左側につけた。フェルナンドはそのまま寄せてきて、僕の行き場がなくなってしまい、フェルナンドのタイヤが僕のフロントウイングに触れたんだ。お互いダメージがあって、向こうはパンクしたんだと思う。だからレースのスタートとしては最高じゃなかったよ。でも、ほかにどうしようもなかった。

Q:韓国に向けて、このレースから得られたものは何でしょうか。

ライコネン:良かった点は、何とかポイントを獲得することができて、チャンピオン争いにとどまれたことだ。確かに、前のドライバー(アロンソとセバスチャン・ベッテル/レッドブル)に追いつこうと思ったら、やるべきことはあるけれど、まだ5戦残っているから、何だって起こり得るよ。

Q:初めてのコースですが、どんな気持ちですか。

ライコネン:韓国には行ったことがないんだ。でも僕にとっては関係ないよ。小さい頃から、いつも初めてのサーキットを覚えるのがすごく速かったんだ。それは変わっていない。

Q:初めてのサーキットを覚えるために何をするんですか。

ライコネン:クルマで走る。初めてのサーキットを覚えるために一生懸命シミュレーターをやるドライバーもいるのは知っているけれど、それは僕向きじゃない。プレイステーションはやったことがないし、シミュレーターも長時間はやらない。これまでも、それで自分のパフォーマンスに影響があったようには思えない。金曜日に3時間のフリー走行があるし、土曜日は予選前にもう1時間ある。だからドライバーは全員そのサーキットを十分知ることができるよ。

Q:新しい国へ行くのを楽しみにしていますか。

ライコネン:新しい場所でレースをするのはいつだって面白い。違う場所へ行くのも楽しいよ。いい気分になるね。そこへ初めて行って、まず手始めにサーキットを歩いてコーナーを全部チェックするのは、わくわくするよ。テレビで韓国GPを見たことがあるけれど、サーキットを理解できるのは、金曜日に1回目のフリー走行で走り始めてからだ。普通の天候だといいね。雨やクルマのトラブルで金曜日にコースに出る時間をなくさずに済むことを願っているよ。

Q:この週末に向けてどうアプローチしますか。

ライコネン:どのレースとも同じアプローチでヨンアムに臨むよ。そこで自分のベストを尽くそうという気持ちでね。

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