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リチャルド「シューマッハとのバトルに勝てたのは貴重な経験だった」

2012年10月08日(月)4:05 am

トロ・ロッソのダニエル・リチャルドは、鈴鹿サーキットで行われた日本GP決勝を14番手からスタートし、10位になった。

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ダニエル・リチャルド
「いろんなことが起こったレースだった。スタート時にマシンが止まりそうになったけど、ギアを上げていったら駆動を取り戻すことができた。その間にヒュルケンベルグ(ニコ・ヒュルケンベルグ/フォース・インディア)に抜かれてしまった」

「そうしたら今度はクラッシュが起きたから、合間をぬって少しでも順位を上げようと試みたよ。結果的にセーフティカーが入ったわけだけど、あのアクシデントが起きた時、僕の目の前でアロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)がコースの外へスピンオフしていった。あやうく僕も巻き込まれるところだった。うまく避けて、ターン3でグロジャン(ロメ・グロジャン/ロータス)を追い抜いた。その後は、とてもいいレースをすることができたよ」

「前半はマルドナード(パストール・マルドナード/ウィリアムズ)についていったけど、抜くことはできなかった。ピットストップの後もよかった。まず、僕と違う戦略で走っていたウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)とバトルをした。その後は、最後までミハエル(シューマッハ/メルセデスAMG)をおさえながら走ったよ。あのバトルに勝ってとてもうれしい。バトルをする時、自分のクルマの方が遅いととてもきつい。でも、DRSゾーン(前のクルマとの間隔が1秒以内の時、後続のクルマが可変リアウイングを使用できる区間)に入った時、チームが無線でうまくKERSを使って防御する方法をアドバイスしてくれたから大丈夫だった」

「チームの作業が改善されているし、今日はプレッシャーのかかる中しっかりドライビングすることができて、とても満足している。過去に7度もタイトルを獲得しているシューマッハの現役レースがあとわずかしか残されていない今、彼を後ろでおさえながら走れて貴重な経験だった。この出来事は、僕のF1人生において大切な1ページとなったよ」

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