ロータスのロメ・グロジャンは、鈴鹿サーキットで行われたF1日本GP決勝を4番手からスタートし、残り2周になったところでクルマを降りた。しかし、19位完走扱いになっている。
ロメ・グロジャン
「シンガポールGPで復帰して以来、僕の課題はスタートに気をつけることだった。なので、自分の左側にいたセルジオ(ペレス/ザウバー)と当たらないように注意していたんだ。ところが第1コーナーの進入で、前のマーク(ウェバー/レッドブル)と僕に大きなスピード差があって驚いた。それで追突しちゃったんだ。バカバカしいミスさ。レース後、マークは僕のところにきたけど、うれしそうには見えなかったね。とにかく謝ったよ。それで一件落着とするしかない。次のレースまでにスタートから一連の流れを見直す。この状況を打開したいよ」
「レース終盤はタイヤに何も残っていない状態で、どうせポイントにも手が届かないし、リタイアが最善の選択だった。ひどい一日だったよ。来週末の韓国GPに望みを託すしかない。この借りを返さないと」