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シューマッハの現役続行を願うベッテル

セバスチャン・ベッテル（レッドブル）とミハエル・シューマッハ（メルセデスAMG）。同じドイツ人でF1世界チャンピオン経験者同士、年に一度のモータースポーツ・イベント“レース・オブ・チャンピオンズ”では国の代表としてタッグを組む間柄だ。そんなベッテルが3日（水）、メルセデスのシートを失うシューマッハについて、来季もいずれかのチームでF1を走り続けて欲しいと語った。

シューマッハの後釜にはルイス・ハミルトン（マクラーレン）が決まっている。

シューマッハの移籍先としてはザウバー、ウィリアムズ、ロータス、フェラーリの名があがっているほか、親会社ダイムラーAGのディーター・ツェッチェ会長は、メルセデスAMGでトップの役職をシューマッハに持ちかけている。

シューマッハがF1からいなくなれば大きな損失と、ベッテルは次のようにドイツ『SID通信』に語る。

「シューマッハはF1で一番のビッグネームだ。ほんとうにレースしがいのある相手だよ」

「来年も走り続けてくれたらいいんだけどね。そうなれば、僕もうれしいよ」

果たしてシューマッハは第2のチームをみつけ、F1復帰4年目のシーズンを戦うのか。どうやらシューマッハ自身は今、選択肢を天びんにかけている最中のようだ。

「どっちにしろ決めるのはマイケル（シューマッハ）本人だけどね」とは、ベッテルは締めくくっている。