マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポール予選でザウバーでは、セルジオ・ペレスが14番手。小林可夢偉が18番手になった。チーム代表のペーター・ザウバーとトラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラが初日を振り返っている。
ペーター・ザウバー(チーム代表)
「もちろんこんな結果は望んでいなかった。本当に残念だ。だが、この結果は今日のわれわれの実力だ。しかし、決勝は明日だし、われわれは今シーズン何度も下位からスタートしてもいい結果を出せるということを示してきている」
ジャンパオロ・ダラーラ
「昨日の厳しい結果を受けて、今日のフリー走行には、われわれのパフォーマンス不足を改善する方法を見つけるための実地テストとして臨んだよ。状況はいくらか改善されたが、予選結果が示す以上のことはできなかった。今朝は少しアクシデントもあったが、それはそれほど大きい問題ではなかった。予選結果はわれわれが今どこにいるかということを正しく反映しているよ」
「前向きな点としては、この問題の原因をつきとめることができたことだ。だが、その問題はここで解決することはできないものだ。まだいくつか新しいタイヤセットが残っているし、これからはレースに集中するしかない。通常、われわれのレースでのペースは予選よりもよくなるが、それでも難しいレースになるのは確かだ」