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ロータス、グロジャンに「ノー」の言い方を教える

2012年09月22日(土)8:45 am

前戦イタリアGPの出場停止処分を経て、ロメ・グロジャン(ロータス)はより慎重なアプローチを行うと明かした。

グロジャンは第12戦のベルギーGP決勝のスタート直後に多重クラッシュの原因を作ったとして、1レース出場停止の罰則が科された。F1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)からこのペナルティーを下されたのはドライバーは、1994年以降ではグロジャンが初めてだ。そのグロジャンは今週、新たな教訓を胸にシンガポールに到着した。

グロジャンは『RMC Sport(RMCスポール)』に対して「週末に向けてのいくつかの準備を変えてみた」とコメントしている。

その報道によると、ロータスは彼を取り囲む執拗(しつよう)な要望に対してどのように「ノー」と答えるかを指導したようだ。スポンサーやメディアへの対応がその一例とみられている。

「もう少し僕ひとりだけの時間を作るんだ」とグロジャンは今後の計画を明かした。

今シーズンのグロジャンはこれまでに印象的なドライビングを披露したこともあるが、攻撃的過ぎたり雑なドライビングも行ったりと批判されている。しかしグロジャンは、その批判に同意はしていない。

「何て言われているかは分からない。僕はただ、(他の)ドライバーたちがモンツァ(イタリアGP開催地)で歓迎してくれたことに感謝をしているよ。特に(フェラーリのフェルナンド)アロンソからのね」

そしてグロジャンはシンガポールGPが仕切り直しになるという意見に対して躊躇(ちゅうちょ)している。

「これが仕切り直しってことはないよ。僕は今シーズン3回表彰台に上っているんだ。僕たちはいくつかの重要な変更を行った。でも結局、クルマの中で決断を下すことができるのは僕だけなんだよ」

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