マルシャのドライバー、ティモ・グロックとシャルル・ピックの間にはいまだに問題があるようだ。
問題が取りざたされたのは、F1が夏休みに入る前のハンガリーGPだった。グロックが、予選でピックにアタックを妨害されたと訴えたのだ。
「彼は無線の英語を理解できないのかもしれない」とグロックは怒りを見せた。
フランス人のピックは、今年からF1に参戦しているルーキーだ。グロックは、ピックは何回もブロックしており、話し合っても「意味がない」と語った。
「もう解決はチームに任せるしかないね」とグロックはハンガリーで話していた。
前戦のベルギーGPでも、両者はコース上で激しく順位を争ったが、チームメート同士の関係は改善していないようだ。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に「フェアなバトルだったか」と聞かれたグロックは、「ある程度はね」と答えた。
「これ以上は言いたくない。チーム内で解決しなければならない難しい状況が2、3あるんだよ」とグロックは話した。