NEXT...F1開催スケジュール

井原慶子、WECシルバーストン戦は1台体制で参戦

2012年08月26日(日)13:52 pm

ガルフレーシングからWEC(世界耐久選手権)へ参戦する女性ドライバー井原慶子は、前戦ル・マン24時間で決勝を走れなかった悔しさを胸にシルバーストンでの第4戦に挑んでいる。

WEC第4戦シルバーストン6時間 写真ギャラリー

WECの第3戦に組み込まれたル・マン24時間の決勝では、井原へドライバー交代する直前にチームメートが他車と接触してクラッシュ。このため、井原はル・マン24時間という大舞台に立ちながらも、決勝を走れないという不完全燃焼でサーキットを後にしていた。

そして今週末はシルバーストンでの第4戦。ガルフレーシングは普段、2台体制で参戦しているが、第2戦の予選直前に骨折したフレデリック・ファティエンの足が完治せず。また、28号車のドライバーだったステファン・ヨハンソンも先日にフェラーリのイベントでデモ走行した際、ブレーキトラブルのためクラッシュして足を骨折した。

このため、チーム体制が再編され、28号車のエースドライバーだったファビアン・ジロワと、29号車で井原と2人だけでベルギーでも入賞したジャン・デニ、そして井原というラインアップを組み、29号車で出場することとなった。

「チームメートの骨折は大変残念です。今回ファビアン、ジャンという元F1ドライバーの2人と組み、ホームコースのシルバーストンに参戦できるので、思いっきり走って入賞したいと思います。今週末もどうぞ応援よろしくお願いします」とレース前に井原は意気込みを語っていた。

25日(土)に行われた予選では、ハイブリッド搭載のアウディ1号車がポールポジションを獲得。同じくハイブリッドのトヨタ7号車は3番手。井原の乗るガルフレーシング29号車は、総合22番手から決勝を戦う。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック