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ロータス、タイトルを見据え今季マシンの開発延長

2012年08月06日(月)20:34 pm

ロータスは、今年のタイトル獲得を見据え、今季型マシンの開発を例年よりも延長させる。『Autosport(オートスポーツ)』が報じている。

F1では通常、毎年新しいマシンを開発してシーズンを戦う。そのため、シーズン中盤から終盤にかけては、その年のマシン開発と平行して翌年のマシン開発が本格的に動き出すことになる。そして近年では、序盤戦で思うような成績を残せなかったチームがその年の開発継続を断念し、翌年のマシン開発にリソースを集中させることも多くなっていた。

しかし、今年のロータスは開幕からトップチームに匹敵する速さを見せ、チームランキングでは現在3位。首位のレッドブルからは54ポイント差になっている。1レースで1チームが獲得できる最大のポイント数が43ポイントであること、そして今年のF1が接戦になっていることを考えれば、ロータスにもタイトル獲得の可能性は十分に残されていると言える。ロータス側も、今季のタイトル獲得が不可能ではないと考えていると『Autosport(オートスポーツ)』は伝えた。

ドライバーズ選手権でも、ロータスのキミ・ライコネンがトップのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)から48ポイント差の5位。チームメートのロメ・グロジャンは88ポイント差の8位につけており、どちらにもタイトルの可能性は残されている。

また、ロータスの技術責任者であるジェームス・アリソンは、『Sky Sports News(スカイ・スポーツ・ニュース)』へ次のように語った。

「この数シーズン、われわれが少し間違っていたことの1つが、新車への切り替えがやや早すぎた点だ」

「そのため今年は、今季マシンの開発を意図的に例年よりも少し長くする」

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