NEXT...F1開催スケジュール

ザウバー「今週末は十分な速さがなかった」

2012年07月30日(月)2:26 am

ハンガロリンクで行われたハンガリーGP決勝でザウバーでは、小林可夢偉(ザウバー)がリタイアしたものの、リザルト上は18位完走扱いに。セルジオ・ペレスは14位になった。チームCEOのモニシャ・カルテンボーンと、トラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラがレースを振り返った。

モニシャ・カルテンボーン
「私たちのスタート位置からすれば、今日はできる限りのことをやりました。ドライバーは2人ともいい仕事をしてくれましたが、ほかのドライバーにとってもそうであったように、このサーキットでは追い抜きが非常に難しいんです。予選であまり強くないことの代償を支払わされましたし、これを改善するために頑張らなくてはなりません」

ジャンパオロ・ダラーラ
「最終的に、今週末のわれわれにとっては可能な限りの順位で終えることになった。われわれのドライバーたちはかなり長いこと前をふさがれてしまっていたから、われわれのレースでのパフォーマンスについて判断するのは難しいね」

「カムイはスタートでいくつか順位を落としてしまった。これによって彼は難しいレースを強いられることになった。われわれとしては彼を予定よりも早めにピットインさせ、集団から抜け出させようとしたが、これは少しだけうまくいった。だが、レースの中盤あたりで油圧系に軽い液漏れが発生しており、だんだん悪化しつつあることが分かった。それでわれわれはレースが終了する1周前に彼をピットに呼び戻したんだ」

「チェコ(ペレスの愛称)はスタートで順位を上げたものの、依然としてポイント圏外だった。だからわれわれとしてはリスクをとって1回目のピットストップを遅らせることにした。1回ストップ作戦にすることも視野に入れてね。だが、タイヤが長持ちしてくれなかった。今になってみれば、それは失敗だったよ。また、2回目のピットも遅らせたが、それによってチェコは何人かのドライバーに追いつくことができた。しかし、結局のところ、全体的に今週末は十分な速さがなかったということを受け入れなくてはならない。これに対応しなくてはならないね」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック