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ヘイキ・コバライネン「セットアップに悩まされるサーキット」

2012年07月26日(木)13:34 pm

ケーターハムのヘイキ・コバライネンが、ブダペストのハンガロリンクで開催されるハンガリーGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。

ヘイキ・コバライネン
「F1で初優勝をあげたのが2008年のハンガリーGPだった。だからハンガロリンクに帰ってくるのはいつだって特別な気分だよ。とてもいい思い出がある場所だし、(母国である)フィンランドのファンが大勢サーキットへ応援に駆けつけてくれる。フィンランドからだと、ハンガリーは地理的に来やすいのかもしれないね。彼らはいつも最高の雰囲気を作って盛り上げてくれるんだ」

「サーキットに関して言えば、高速と低速のコーナーが随所にあって、非常に難しいコースだと思う。ダウンフォースを最大限にきかせて走っても、高速と低速のコーナーのことも忘れてはいけないから、セットアップに悩まされるサーキットだね」

「第1セクターはほとんど直線からなっている高速区間。でも第2セクターに入ると狭くなり始めてコーナーが多くなる。たいていのクルマはこれらのコーナーに合わせてセットアップを決めることが多いね。正しいセットアップを行ってここで流れるようなスムーズな走りができれば、タイムを縮めることができる。ラップタイムを上げるなら第2セクターがポイントになる。縁石でうまくバランスを保つことさえできれば、積極的に攻められるし、リズムも作れる。その結果1周を通じてスピードを維持できるのさ」

「サーキットの路面も週末を通じてかなり変化するんだ。最初は滑りやすくなる。そして強い日差しと高い気温の影響で、予選が始まるころには路面のグリップ力が増す。1回目のフリー走行のときは、この先起こりうる路面の変化を念頭に置いておく必要がある。だからバランスが悪かったとしても、心配し過ぎることは無いし、クルマのセットアップをガラッと変える必要もない。自然とクルマも改善されていくからね。時間とともにマシンのリア側の安定性が増すし、路面も改善されるから」

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