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ビタリー・ペトロフ「ハンガリーにはとてもいい思い出がある」

ケーターハムのビタリ－・ペトロフが、ブダペストのハンガロリンクで開催されるハンガリーGP（29日決勝）に向けて意気込みを語った。

ビタリ－・ペトロフ
「ハンガリーにはとてもいい思い出があるから、ブダペストに帰って来られることを本当に楽しみにしている。2010年の予選で当時チームメートだったロバート・クビサ（当時ルノー）より上の順位を獲得することができて、決勝でも5位に入った思い出の場所なんだ。それに、ハンガリーと言えば僕がF3000（F1の下位カテゴリー／現GP2）で初優勝した国だからね」

「ここのサーキットを走るのが難しい理由はいくつかある。まず1つ目は、グランプリ開催中の暑さが肉体的にこたえる点。2つ目は、低速と高速コーナーの多い運転技術を試されるコースレイアウトだから、正しいセットアップを見つけるのが難しいという点。とはいえ、サーキットを70周する間は集中しているから、そこまで暑さは気にならないけどね」

「ハンガリーは8月から始まるF1の夏休み前最後のレースになる。僕たちにはいい休みが必要だよ。本格的に休む前に、チームでいったん集まってシーズンの経過を分析し、話し合うことが大切だと思う。そうすれば後半戦の残りのレースで修正できるからね。でも2～3週間は仕事モードを完全にオフするよ。エネルギーを補給して、残りのシーズンを戦うためのトレーニングにまた帰ってくるつもりさ」