ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が2013年以降にどのチームで走るかが注目を集めるようになって久しいが、8月の夏休み後にその答えが明かされるようだ。
2012年末に満了を迎えるハミルトンとマクラーレンの契約について、ロシアの『RIA Novosti(ロシア・ノーボスチ通信)』が報じた。先週末にロシアを訪れたハミルトンは、2013年以降の計画についてマクラーレンと話し合う用意があると語っている。
「この件について落ち着いて話し合う機会をまだ持てていないんだ。だけど、夏休みの間にはなんとか落ち着けるといいね」
マクラーレンの秘蔵っ子と呼ばれるハミルトンの後任候補について、すでに数名の名が挙がっているものの、ハミルトン本人はマクラーレンと契約を更新する可能性が高いと話す。
「みんな、僕を支えてくれている。(マクラーレンには)僕をF1に押し上げてくれた人たちがいるんだ」
「でも、分かるだろ、僕は勝ちたいんだ。もう若手と言える年ではないから、どういう決断をするにせよ、最高のキャリアを作るために正しい決断をしたい。勝てるという確信が欲しいだけなんだ」
このところマクラーレンが勝利から遠ざかっていることを指摘しながらも、ハミルトンは最近の残念な結果の先を見ていると語った。
「正直に言って、じっくり考えて決断しなきゃいけないと思っているんだよ。短期間で考えるんじゃなくってね」
「6年の契約を半年で決めるのは無理だし、実際には13年の契約なんだよ。僕は13歳のころからチームにいるから、14年だね。だから、細かいことよりも、もっともっと広い視野で考えたいんだ」