3日(火)にテスト中の事故で負傷し、右目を失明しながらも状態が安定してきたと伝えられていたマルシャのテストドライバー、マリア・デ・ビロタの回復状態について、明るいニュースが飛び込んできた。
頭部と顔面の再手術のあと、「危険な状態」を脱し「生命の危機はない」状態に回復したデ・ビロタは、回復を最優先するために薬で人工的に眠らされていると伝えられていた。
そのデ・ビロタは眠りから覚め、家族と言葉を交わすまでに回復しているそうだ。
これについて、マルシャのチーム代表を務めるジョン・ブースは「いいニュースだね」と話している。
8日(日)のイギリスGPでは、デ・ビロタと同じスペイン出身のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)やペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)だけでなく、フェリペ・マッサ(フェラーリ)やセルジオ・ペレス(サウバー)らがデ・ビロタのロゴである星のマークをつけて戦っていた。デ・ビロタの1日も早い回復を祈りたい。