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フェルナンド・アロンソ「苦い後味が残るレースだった」

2012年07月09日(月)5:56 am

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、シルバーストン・サーキットで行われたイギリスGP決勝をポールポジションからスタートし、2位になった。

フェルナンド・アロンソ
「終始リードしていたのに残り数周で追い抜かれてしまったレースで苦い後味が残るのは確かだね。でもふと考えてみると、今回のグランプリの結果はとても前向きだと思う。僕たちは正しい道を歩んできていると言える。最近の5レースで表彰台が4回、最後の数周で表彰台を逃した5位が1回というすばらしい結果を残してきた。そのおかげでランキングをリードできている」

「シーズンの中でも、今はとても重要な時期にあたる。この段階でランキングをリードしていることが大切なのではなくて、脱落者が出始めるっていう意味で今が重要な時なんだ。そんな中、ライバルたちの多くを引き離せたことがうれしい」

「次の2レースでもこの好調さを維持して、常に表彰台を狙っていかないとね。その後は最高速を重点的に改善する必要がある。特にスパ(ベルギーGP/9月2日決勝)やモンツァ(イタリアGP/9月9日決勝)といった高速サーキットでのレースに備えないといけないからね」

「今日は自分たちのクルマにとってベストだったタイヤ(ハード側)でレースを始めた。後続との差をできるだけ広げて、最後のピットストップ後に、(ソフト側のタイヤで)どうにか持ちこたえるのが狙いだった。でもマーク・ウェバー(レッドブル)に対してはこの作戦が通用しなかった。予想していたことだったけどね」

「バレンシア(ヨーロッパGP)ではレッドブルが圧倒的に速かったのに優勝できたし、ここではそのレッドブル相手に最後まで互角に渡り合えたなんて」

「もし(イギリスGP前の)木曜日に18ポイントを持ち帰れるって言われていたら、すぐさまサインしたよ。とはいえ、タイトル争いの行方はまだ分からない。多くのドライバーに可能性が残されている。レッドブルはとても強いけど、ここで悪い週末を過ごしたマクラーレンにだってまだチャンスがある。それにロータスはいつも速い。まだまだやることはたくさんあるよ。でも、何度も言うようだけど、僕たちはいま正しい道のりを歩んでいる」

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