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ルイス・ハミルトン、マクラーレン残留交渉に向けて平常心を強調

2012年07月09日(月)10:18 am

マクラーレンとの契約延長を模索しているルイス・ハミルトンだが、本格交渉を前に本人は、よけいな感情を排除することを明かした。

金銭闘争を意識してか、マクラーレン・グループ会長のロン・デニスは、2013年以降を話し合うにあたって、少年時代のハミルトンをF1タイトル経験者にまで押し上げたのはわれわれだとの自負を隠さない。

これに対してハミルトンは、次のように話している。「当然、ロンは“誰のおかげで大きくなったんだ”みたいな出方をしてくるだろうね。いつだってそうだから」

「恩は永遠に忘れないよ。現に先月のカナダGP(6月10日決勝)で優勝したとき、表彰台セレモニーが終わってすぐに、僕にチャンスを与えてくれてありがとうって礼をいったぐらいさ」

「しかし、それと契約交渉は別だよ。あくまでもビジネスはビジネスなんだ」

では、これまでのところ契約話はどこまで進んでいるのか、ハミルトンはこう答えている。「すでにほとんどの事項で同意に至っている。それ以上は何もいえないな」

いずれにしろ、ハミルトンは今後に明るい見通しを抱いている。2007年にマクラーレンでチームメートだったフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は最近、速さに劣るマシンで勝てる実力があるのは自分とハミルトンだけといった趣旨のコメントを残している。

まるで、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)はドライバーとしてその域に達していないといいたげだ。

アロンソのコメントについてハミルトンは、次のように感想を述べている。「僕にも意見はあるが、今ここで披露するのは適当ではないね」

「まあ、ドライバー同士の内輪話ということにしておこうよ」

「でもさ、僕ら3人が同じマシンに乗ったらどうなるか興味深いよね。もしかしたらフェルナンドの言ったことは正しいかもね」

「フェルナンドとチームメートになった経験はあるから、セバスチャンとも組んでみたいな。僕的には問題ないよ」

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