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F1第7戦カナダGPフリー走行2回目、詳細レポート

2012年06月09日(土)5:10 am

2012年F1第7戦カナダGPが6月8日(金)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(1周/4.361km)で開幕。現地時間14時(日本時間27時)から90分間、フリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップになった。

セッション開始時の天候は曇り、気温23℃、路面温度は26℃。セッション開始と同時に多くのクルマが走行開始。雨の予報が出ていることもあり、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)とダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)はソフト側のタイヤで走行を始めている。

開始約10分、この段階でのトップは、1分16秒240を記録したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。アロンソはリアウイングに空気の流れを確認する塗料を塗って走行している。2番手はニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手にはセルジオ・ペレス(ザウバー)がつけた。

開始約15分、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分15秒895を記録してトップに。また、アロンソが8コーナーへのブレーキングで、タイヤを芝に落としてしまいスピン。しかし、アロンソはクラッシュすることなく走行を再開している。その後、ハミルトンは自身のタイムをさらに更新、1分15秒662を記録した。ハミルトンは自身のタイムを再び更新し、1分15秒439を記録してピットへ戻った。

開始約25分、ソフト側のタイヤでコースインした小林可夢偉(ザウバー)が、自身のタイムを更新して4番手に浮上。その後、可夢偉はさらにタイムを更新し、セクター2では全体のベストタイムを記録。ハミルトンまで約コンマ2秒に迫る1分15秒651を記録した可夢偉は2番手になった。

開始約40分、ハミルトンがソフト側のタイヤで自身のトップタイムを更新。ハミルトンは1分15秒259を記録し、その後は1度に多くの周回を走行するロングランを行った。45分が経過し、セッションの半分が経過した段階でトップはハミルトン。2番手にはベッテルが浮上し、可夢偉は3番手になった。

開始約50分、ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)が最終コーナーでクラッシュ。セナはシケインになっている最終コーナーでバランスを崩し、スピンした状態でリアから壁に突っ込んだ。このクラッシュにより、セッションは赤旗中断になっている。

セッション開始から約60分でセッションは再開。セッションが再開されると、ほとんどのクルマがソフト側のタイヤでコースイン。また、オイル漏れのためギアボックス交換を行ったジェンソン・バトン(マクラーレン)は、この段階になっても作業が続いており、まだ一度もコースへ出ていない。

開始約70分、バトンがようやくコースイン。その一方で、フェラーリ勢がタイムを更新して、フェルナンド・アロンソが2番手、フェリペ・マッサが3番手につけた。また、バトンはハード側のタイヤを装着し、自身のタイムを更新しながら周回を重ねている。

結局、セッションはハミルトンがトップのまま終了。バトンは最終的に9番手まで順位を上げた。小林可夢偉(ザウバー)は、1分15秒651を記録して6番手。チームメートのセルジオ・ペレスは、1分15秒898を記録して11番手になっている。

【結果】F1第7戦カナダGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第7戦カナダGPフリー走行2回目の結果

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