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ヘイキ・コバライネン「ギア比に注意を払う必要がある」

ケーターハムのヘイキ・コバライネンが、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで開催されるカナダGP（6月10日決勝）に向けて意気込みを語った。

ヘイキ・コバライネン
「モントリオール（カナダGP開催地）はとてもいいコースだね。近代的な公道サーキットで2つの長いストレートがある。だから低めのダウンフォースのセッティングで臨む必要がある。そのせいで高速コーナーやブレーキを踏み込む場所でクルマをコントロールすることが、すごく大変になるんだ。でも、レースをするには最高のサーキットだよ」

「1周をベストな形でまとめるためには、他のサーキットと同様に優れたバランスを見つけ出す必要がある。でもギリギリまでコーナーを攻めることができるセットアップが求められるんだ。特にスタート・フィニッシュラインに戻って来る手前の最終コーナーがそうだね。同時に、バックストレートで最高速が出るように、しっかりと確認しておかないといけない。だから、ギア比に特に注意を払うんだ。そして、DRS（空気抵抗低減システム／可変リアウイング）やKERS（運動エネルギー回生システム）を使った時のスピードを考えに入れて、7速ギアのバランスをとることになる」

「モントリオールはレースだけじゃなくて、本当に素晴らしい街でもあるね。ファンは熱狂的だし、コース沿いの観客スタンドはいつだって埋め尽くされている。それに僕たちが滞在している間は街全体がお祭り騒ぎになるから、どこのチームもそこへ行くのを楽しみにしているんだ。カナダの人々は最高だし、モントリオール全体を特別な雰囲気が包み込んでいる。そんなレースは数えるほどしかないから、誰もが楽しみにしている週末のひとつだよ」