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F1、1,200億円以上の株式売却

F1のオーナー企業CVCキャピタル・パートナーズが、F1株式を一部売却したと報じられている。

『Reuters（ロイター通信）』などの報道によると、CVCは16億ドル（約1,270億円）相当の株式をアメリカのワデル・アンド・リード、ブラックロック、ノルウェー中銀の資産運用部門へ売却したという。これにより、CVCの持ち株比率は63.4％から約40％に低下する。

また、F1は現在、シンガポールでの新規株式公開（IPO）を進めているが、このIPOによって25億ドルから30億ドル（約1,999億円から約2,388億円）の調達が見込まれるようだ。

IPOに向けた市場調査が6月下旬から行われるとみられているが、これがすぐに始まるとの報道もある。だが、シンガポールの証券取引所の広報は「上場希望者との取引に関して公式なコメントを行っていない」と語った。

その一方で、匿名の銀行家は『Straits Times（ストレーツ・タイムズ）』紙へ「フェイスブックのIPO初日の低調な反応を見てみろ」と不安を口にしており、「F1の上場はあれほど魅力的でも待ち望まれているわけでもない」と加えている。