HRTのナレイン・カーティケヤンは、バルセロナのカタルーニャ・サーキットで開催されたスペインGP決勝を23番手からスタートしたが、22周でリタイアに終わった。
ナレイン・カーティケヤン
「スタートでかなりホイールスピン(空転)させてしまってうまくいかなかったんだけれど、それほどの影響は受けなかったし、1コーナーに差し掛かるころにはペドロ(デ・ラ・ロサ/チームメート)のすぐ後ろに追いつけたよ。今週末、燃料をかなり積んだ状態で走るのは初めてだったから、最初のタイヤセットではそれに慣れることを目的としていたんだ」
「1回目のピットストップ後はとても調子がよくて、ハード側タイヤに履き替えるためにピットインするころにはペドロに追いつきそうだった。でもそのピットインでまた僕の不運が続いてしまったよ。この不運はスペインに置いて行って、次のモナコ(27日決勝)ではまた新たなスタートが切れることを願うよ」