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F1第5戦スペインGPフリー走行3回目、詳細レポート

2012年05月12日(土)19:34 pm

2012年F1第5戦スペインGPが5月12日(土)、カタルーニャ・サーキット(1周/4.655km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)から行われたフリー走行3回目で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温27℃、路面温度は33℃。セッションが始まると、小林可夢偉(ザウバー)を先頭に各車が続々とコースイン。開始約10分で全車がシステムチェックなどを行うインストレーションラップを終えると、開始約15分からキミ・ライコネン(ロータス)やシャルル・ピック(マルシャ)がタイム計測を開始。これに続いてほかのドライバーもタイム計測を始めた。

ロメ・グロジャン(ロータス)もタイム計測を始めたが、グロジャンは10コーナーの立ち上がりでクルマを止めてしまった。グロジャンが「エンジンが止まった。どうなってるの?」とチームへ問いかけると、担当の小松エンジニアは「残念だけど、燃圧が落ちてしまった」とグロジャンへ連絡。グロジャンはここでクルマを降りた。

開始約20分の段階でトップはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)。タイムは1分25秒158だった。しかし、すぐにセルジオ・ペレス(ザウバー)が1分24秒554を記録してトップに浮上。セッションの半分が経過した段階でもペレスがトップ。チームメートの可夢偉は1分24秒951を記録して8番手につけている。

開始約35分、ロズベルグがソフト側のタイヤで自身のタイムを約コンマ9秒更新。1分24秒070を記録して首位に浮上した。開始約40分、ソフト側のタイヤで自身のタイムを約1秒更新し、1分23秒833を記録したベルニュがトップに。しかし、すぐにペレスが1分23秒742を記録して再びトップに。また、グロジャンのクルマがガレージへ戻され、グロジャンは走行を再開する準備をしている。

開始約50分、この段階になってもペレスがトップのまま。だが、トップチームのクルマもソフト側のタイヤへ交換してコースインし始めており、ペレスもソフト側のタイヤで再びコースへ戻っている。まずはアロンソがタイムを更新。しかし、アロンソはペレスのタイムにわずか0.065秒届かず、2番手になった。

残り約5分、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がセクター1とセクター2で全体のベストタイムを記録したものの、最終コーナー手前のシケインでほかのクルマに前をふさがれたこともあり、順位は上がらなかった。そして、可夢偉が1分23秒350を記録して首位に浮上。だが、その直後に1分23秒336を記録したパストール・マルドナードがトップになった。

しかし、セッション終了直前にセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分23秒168でトップタイムを更新。このままセッション終了となった。可夢偉は3番手でセッションを終えている。

【結果】F1第5戦スペインGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第5戦スペインGPフリー走行3回目の結果

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