フェラーリのフェリペ・マッサは、F1ムジェロテスト2日目で106周を周回して、ベストタイムは1分22秒257で5番手になった。
フェリペ・マッサ
「今回もムジェロで走ることを楽しんだよ。素晴らしいサーキットだからね。小さなときに、ヨーロッパで初めてレースしたのがここだったし、初のF1テストに参加したのもここだった。あれから、フェラーリとは何度もここを訪れたよ。確かに、いつも僕たちがレースするサーキットとは違うけど、第3セクターにシケインを作る前のバルセロナ(スペインGP開催サーキット)や、シルバーストン(イギリスGP開催サーキット)に似ている面もある」
「テストはドライバーにとって重要なものなんだ。クルマのハンドリングについて、多くのことを学べるからね。シミュレーターは、その名の通りシミュレーションするだけだから、十分ではないんだよ。だから、僕たちにとってはコースの上を走ることが欠かせないんだ」
「競争力を高めたいなら、できるだけ早く大きな進歩をする必要があるのは明らかだね。この数週間に重ねてきた作業には自信を持っているけど、目標にしていたものへ達しているかは、バルセロナ(スペインGP/13日決勝)まで分からない。ほかのチームも多くの作業をこなしているから、進歩するには、パフォーマンスをかなり大きく向上させないといけない」
「シーズンは長いけど、目標を達成するには、これから3レースか5レースで遅れを取り戻す必要がある。状況を好転させるには、今が重要なタイミングなんだ」