NEXT...F1開催スケジュール

ティモ・グロック「燃料が足らなくなった」

2012年04月16日(月)3:17 am

マルシャのティモ・グロックは、上海インターナショナル・サーキットで行われた中国GP決勝を20番手からスタートして19位になった。

ティモ・グロック
「単純なレースではなかったよ。良いスタートで何台か抜けたんだけど、彼らはDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)とKERS(運動エネルギー回生システム)という武器を持っているからね。その後は、チームメート(シャルル・ピック)との戦いだった」

「多少の差を付けることに成功したけど、タイヤ交換のたびになぜか左前輪だけが早くダメになっちゃうんだ。レース全体で言えば、シャルルのマシンの方が良かったみたいだね。差を埋められてしまった。早めのピットインを強いられたけど、インラップ(ピットインする周回)もアウトラップ(ピットアウトした周回)もうまく走れて、タイヤのおいしいところを使うことができた」

「1回目のピットストップ後はシャルルとの差をコントロールしながらタイヤをもたせようとしたけど、またガクッと性能が落ちてアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)がひどかった。2回目のピットストップを終えると、良いペースでまたシャルルとの差を広げたけれど、そんなときさ、青旗(周回遅れになることを示す旗)が振られ始めたのは」

「するとエンジンのパワーが突然落ちて、どうしたのかと思ったら燃料が足らなくなったんだ。とにかく完走をということで、僕は6速と7速での燃費走行に集中したよ。いろいろと足を引っ張られたので、しっかり対策しなきゃ。明るい材料と言えば、もっとマシンに改善の余地があることかな。チームはよくやってくれた。とりわけピットワークが素晴らしかったよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック