ケーターハムのヘイキ・コバライネンは、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催されたオーストラリアGP決勝を18番手からスタートしたものの、38周でリタイアとなった。
ヘイキ・コバライネン
「僕もビタリー(ペトロフ/チームメート)もスタート後の第1コーナーでトラブルに巻き込まれるのを避けなくてはならなかった。その後、グロック(ティモ・グロック/マルシャ)の後ろになってしまい少し時間を失ってしまったけれど、すぐに彼を追い抜いて、それからはいいペースで走れるようになり、前のクルマとの差を縮めることができた」
「6周目くらいまでにDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)が使えなくなって、スタート直後にKERS(運動エネルギー回生システム)のスイッチを切らなくてはならなかった。だから、僕たちが出していたタイムはかなり競争力があるものだったよ」
「2回のピットインはどちらもうまくいった。でも、それからブレーキ時にクルマが左に引っ張られるような感じがし始めた。それでピットインしてクルマをチェックしたんだけど、どうやらフロントの左サスペンションに問題があって、それがリタイアする何周か前からのハンドリング悪化の原因になっていたようだ」
「来週(マレーシアGP)に向けて両方の問題を解決することができると思っているし、今日は僕たちがどれくらい進歩を果たせたか見せることができた。だからまんざら悪い結果ではなかったよ。こういう日もあるということさ」