ザウバーの小林可夢偉は、バルセロナ最終テスト4日目にエンジンのトラブルが発生し、セッション終了の90分前にコース上で止まってしまった。最終的には72周を周回して、ベストタイムは1分22秒386で5番手になっている。
小林可夢偉
「今日のテストプログラムでは、クルマに変更を加える作業によって何度も長めの中断を行うことになるだろうとは思っていましたが、もちろんエンジンの問題で早めに終了せざるを得なくなるとは思っていませんでした。こういう結果になりましたが、それでも僕たちが成し遂げたことには満足しています」
「非常に多くのセットアップや空力パーツによって、どのようにクルマが変わるかを学ぶために多くの作業を行いました。進歩はしましたが、もちろんまだ改良の余地はあります。個人的には、少なくともバルセロナにおいてはまだ自分にとっての完ぺきなセットアップを見いだすまでには至りませんでした。でも、いずれにしろメルボルン(開幕戦オーストラリアGP/18日決勝)ではまた違うかもしれません」
「パフォーマンスに関してはいいと思っていますし、レースに向けたシミュレーション作業はとてもよかったです。自信を感じていますし、体調もいいです。もしそうしろと言われたら明日にでもレースができると思いますよ」