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F1バルセロナテスト1日目、セバスチャン・ベッテルがトップ

2012年02月22日(水)2:09 am

スペインのバルセロナにあるカタルーニャ・サーキットで22日(火)、今季F1で2回目のシーズン前テストが始まり、2年連続王者のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が初日のトップタイムを記録した。

各メディアの報道によると、ベッテルはお昼前にトップタイムを記録すると、この日のセッション終盤に再びタイムを更新。『Autosport(オートスポーツ)』は、ベッテルがお昼前のタイムをミディアムタイヤで記録し、終盤には最も硬いハードタイヤでタイムを更新したと伝えている。

2番手に入ったのは、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグ。97周を周回したヒュルケンベルグだが、ベストタイムは午前中に記録し、ベッテルからは0.175秒遅れだった。

3番手はルイス・ハミルトン(マクラーレン)。ハミルトンもベストタイムは午前中に記録。午後は一度に多い周回を走るロングランでシミュレーション作業を進めていたようだ。

4番手には、トロ・ロッソのダニエル・リチャルドが入った。前回のテストでトロ・ロッソは好調な走りを見せていたが、今回も初日から4番手に入る速さを見せてきた。

5番手はフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)。この日が2012年型車W03の初テストとなったメルセデスAMGは、ミハエル・シューマッハが51周を周回して6番手になっている。

ザウバーはセルジオ・ペレスを走らせ、ベッテルから0.954秒遅れの7番手。前回のテストではトラブルが続いていたザウバーだが、この日もリアのアンチロールバーにトラブルが発生したと伝えられている。

8番手にはウィリアムズのブルーノ・セナ、9番手はロータスのヘイキ・コバライネンが入った。また、今季はタイトルを争う速さがあるのではと注目されているロータス勢は、ロメ・グロジャンが走行を担当。しかし、2台目のシャシーで初走行を行ったところ、グロジャンがクルマに異常を感じたことから予防的措置として7周を走ったのみで走行を取りやめ、10番手で初日を終えた。

前回のテストにマルシャは参加していなかったが、今回はマルシャも2011年型車で参加し、この日はシャルル・ピックが走行。ピックはこの日の参加ドライバーで最多となる121周を周回してベッテルから4.761秒遅れのタイムを記録し、最下位の11番手になった。なお、HRTは2012年型車の衝突安全テストに合格できなかったため、この日は走行していない。

バルセロナテストは24日(金)まで行われる。

F1バルセロナテスト1日目の結果

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