フォース・インディアのリザーブドライバーとなったジュール・ビアンキが、今季F1とフォーミュラ・ルノーをかけもちすることになった。
2011年はGP2に参戦していたビアンキ。今年、フォース・インディアがそれまでリザーブドライバーであったニコ・ヒュルケンベルグをレースドライバーに昇格させたのに伴い、その後任として同チームのリザーブドライバーのポジションを獲得している。
昨年のヒュルケンベルグと同様に、フランス人ドライバーのビアンキも今年はフォース・インディアから金曜日午前のフリー走行にたびたび出走することになる。
そのビアンキが、今年さらにフォーミュラ・ルノー3.5シリーズにも参戦することが9日(木)に明らかになった。
フェラーリの育成ドライバーのひとりでもあり、現在フェリペ・マッサ(フェラーリ)のマネジャーであるニコラ・トッドにマネジメントを委ねているビアンキは、フォーミュラ・ルノー3.5にはテック1チームからエントリーすることになる。
ビアンキはこの件について、次のように語っている。
「今年は僕のキャリアにとってとても重要なシーズンになる。僕のような若いドライバーには、競争の激しいシリーズでレースをする機会を持つことは不可欠だからね。このチャンスをつかむことを許してくれたフェラーリとフォース・インディアに感謝したい」