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キミ・ライコネン「みんなが僕に期待している」

2012年02月06日(月)3:28 am

ロータスが2012年型車E20を発表。2009年にF1を引退後、WRC(世界ラリー選手権)などで戦ってきた2007年のF1王者キミ・ライコネンが今季、ロータスへ加入してE20でF1を戦う。そのライコネンが2年ぶりのF1について語った。

Q:どうしてF1に戻ってきたのですか?

ライコネン:F1は僕のレースキャリアの中でとても特別なものだ。いつも最も困難なレベルでレースがしたいと思っている。だから、もしそうするチャンスがあれば、F1こそやりたいレースだよ。

Q:2日にわたるテストを行いましたが、チームについてどのように思っていますか?

ライコネン:チームには満足しているよ。みんないい人たちばかりだ。とてもゆったりしていて、彼らとともに行ったR30(2010年型車)での2日間のテストはとてもよかったよ。

Q:いつ、ラリーをやめてF1に戻ることを決心したのですか?

ライコネン:NASCAR(アメリカの人気カテゴリー)のレースをしたとき、レースをすることが楽しくて、もっとレースをしたいと思ったんだ。今でもラリーをしたいと思っているし、できる事なら同時に両方をやりたいくらいだよ。でもそれは不可能だからね。間違いなく、僕はまたいつかラリーをやると思うよ。

ライコネン:NASCARでレースをしたときに本当に楽しくて、これこそ僕が望んでいたものだったということが分かったんだ。レースがしたいんだとね。そのときに、もしいい形で(F1に)復帰できるいいチャンスがあればそうしようと決めた。

Q:あなたが最後にレースをして以来、F1はどのように変わったと思いますか?

ライコネン:2010年には本当に全然F1を見ていなかったんだ。でも去年はたくさん見たよ。それほど違っているようには見えない。ただ、追い抜きについてはいくつか違うところがあるね。リアウイングを開けることによって追い抜けて、前のドライバーはそれを防ぎようがない。これって本当の追い抜きかな? 僕はそれがいつも必要だとは思わないよ。でも、見せ場が増えるのは間違いないね。

ライコネン:タイヤもかなり違う。タイヤが新しいときと古くなったときのスピードの差が大きい。かつてのF1では、追い抜くチャンスを狙うためには前を走るドライバーよりかなり速く走らなくてはならなかった。でも、今はタイヤやDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)によるんだ。そこが違うね。

Q:復帰することで何を証明できますか?

ライコネン:みんなが僕に期待していると思う。でも、僕は自分が100%の力を出し切っていると思うし、自分の運転に満足しているから、それで十分なんだ。もしこの解釈が正しくて、それだけでは十分じゃないとしたら、それでは足りないってことだね。

Q:あなたの新しいチームメートのロメ・グロジャンについてはどれくらいよく知っていますか?

ライコネン:いい関係が築けると思うよ。クリスマスの前に彼と会ったし、2009年にはレースで戦った。彼はとても感じのいい、まともな人だと思うし、何の問題もないと思う。

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