HRTが3日(金)、ナレイン・カーティケヤンを2012年のレースドライバーに起用すると発表。これにより、2012年のF1ドライバーが全員決まったことになる。
インド出身のカーティケヤンは、2005年にジョーダンからF1にデビュー。この年限りで同チームのシートを失ったが、2011年にHRTへ加入してF1復帰を果たした。しかし、後半戦はレッドブルの育成ドライバーであるダニエル・リチャルドにシートを奪われる形となっていた。
2012年に向け、HRTはすでに起用を発表しているペドロ・デ・ラ・ロサとカーティケヤンという布陣で挑むことになる。
「F1はインドではまだ新しいものなんだ。去年に初開催したばかりだったけど、成功することができた。インド人ドライバーの存在によって、シーズンを通じて興味を持ってもらうことで、この勢いを維持することができる。またF1とインドのつながりを深くする機会を持てたことを誇りに思っている」とカーティケヤンは語った。