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童夢S102が再びル・マンへ! 童夢がル・マン24時間参戦を発表

2012年02月02日(木)20:18 pm

日本のレーシングカーメーカーである童夢が、今年のル・マン24時間へ参戦することを発表した。

これまでにも童夢は、独自制作のシャシーでル・マンへの挑戦を重ねており、2008年にはプロトタイプの童夢S102でル・マンを戦った。林みのる代表によると、その後も海外のチームからS102を走らせたいという問い合わせがあったものの、実際にS102がレースを戦うことはなかった。

しかし、昨年の後半から林代表がツイッターで、S102によるル・マン参戦を示唆していた。そして2日(木)、童夢は公式ウェブサイトでS102で今年のル・マンへ参戦することを発表。3月に完成したクルマを初めて走らせ、各部のチェックなどを行うシェイクダウンを実施する予定だと明かした。

エンジンはイギリスのエンジンメーカーJUDD、タイヤはミシュランから供給を受ける。また、元レーシングドライバーの鮒子太寛氏がチーム監督を務め、湯地浩志氏がチーフエンジニアに。ドライバーはニコラ・ミナシアンと、元F1ドライバーのセバスチャン・ブルデーが予定さており、ここに日本人ドライバーが1名加わるという。現地での実際のレースオペレーションは、フランスのペスカローロへ委託する形になる。

ル・マン24時間は、今年から発足するWEC(世界耐久選手権)の1戦に組み込まれているが、まずは5月5日に行われる第2戦のスパ6時間を戦い、6月16日から17日に第3戦として開催されるル・マンへ挑むことになる。

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