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ビタリー・ペトロフ、ケーターハム加入を目指す

2012年01月18日(水)19:20 pm

ケーターハムの今季控えドライバーの座を射止めるべく、ビタリー・ペトロフは現在チーム側と交渉中のようだ。

『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は、ペトロフのマネジャーであるオクサナ・コサチェンコが昨年までチーム・ロータスとして参戦していた現ケーターハムの本拠地を訪れたと報じている。

ペトロフはF1への登竜門とも言われるカテゴリーGP2で2009年に年間総合2位となる実績と、母国ロシアの企業からのスポンサー支援を携えて、2010年にルノー(現ロータス)からF1デビューを果たした。当時のチームメートは現役屈指のF1ドライバーに挙げられているロバート・クビサだった。そのため、時折活躍を見せたものの、年間総合成績でクビサに100ポイント以上の大差を付けられてしまい、やや厳しい評価を受けるルーキー・イヤーとなった。

昨年は、クビサがシーズン前に大ケガを負って、F1を欠場したことからチームを引っ張っていく立場で臨んだ。開幕戦で表彰台に登るなど好調な出足であったが、チームのマシン開発が失敗したことも響いて、中盤戦以降は失速。第13戦イタリアGP以降の終盤戦で獲得できたポイントは3ポイントにとどまり、不本意な形で2011年シーズンを締めくくることになってしまった。

そして2012年もロータスとの契約があったが、チーム側はこれを破棄し、今季は2年ぶりにF1復帰を果たす2007年の王者キミ・ライコネンと、昨年のGP2覇者ロメ・グロジャンというドライバーラインアップで臨むと発表。これによってペトロフは2年間在籍したロータスでのシートを失ってしまった。

一部報道ではヘイキ・コバライネンのチームメートとして、ケーターハムから今季のF1に参戦することをペトロフが画策中だとも言われる。しかし、『Turun Sanomat』紙は、近日中にケーターハムがヤルノ・トゥルーリ残留を発表するだろうと報道。さらに同紙は、ケーターハムでの2013年レースシートを念頭に、ペトロフが今季は同チームで控えドライバーになるだろうとも伝えた。

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