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フェラーリ新車、ノーズには不細工な突起か

2012年01月13日(金)18:46 pm

最近、フェラーリF1チーム代表のステファノ・ドメニカリや、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロが相次いで「663」という暗号名で呼ばれるフェラーリの2012年仕様車の外観について、「美しくない」、あるいは「不細工」という表現を用いて話題を呼んでいるが、その理由はノーズ部分の突起のせいではないかと考えられている。

ドメニカリはフェラーリの新車について次のように語っていた。

「それほど美しくはない。なぜなら形状は技術規則によって制限を受けるため、多くの部分でそれほど自由にならないからね」

ドメニカリが言わんとしているのは、事故の際ドライバーの安全確保のためにこれまでよりもノーズの高さを下げなくてはならないとされた2012年の新しい規定についてだと思われる。

しかし、規則上、ダッシュバルクヘッド(モノコックとノーズコーンの接合部分付近)の最大高に関する部分については2012年もこれまでと同じであることから、フェラーリの新車ではモノコックの先端部分から鋭角的にノーズが下げられていることを意味しているものだと考えられる。

いくつかの情報源は、まだ正式名称が発表されていないフェラーリの2012年仕様車のスケッチや画像を見たとしているものの、フェルナンド・アロンソは12日(木)にスペイン報道陣に対して、新車の外観は2011年のライバルと「とてもよく似ている」と、次のように語っている。

「過去2年の間に規則も少し明確にされてきたし、その結果としてどのクルマもさらにみんな似てきたよ」

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