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フェラーリ、2012年仕様車は「美しくない」

2012年01月13日(金)12:46 pm

今週行われたメディア向けの冬季イベントでフェラーリの首脳陣は、フェラーリの2012年仕様車は決して美しいものではないとほのめかした。

フェラーリは2007年以降チャンピオンの座から遠ざかっており、2011年シーズンでは、チャンピオンのレッドブルだけではなく、2位のマクラーレンにも大差を付けられた3位に甘んじている。この状況を打破するために設計されたのがコードネーム「663」の2012年用マシンだ。このクルマの性能を進化させるために、フェラーリはアグレッシブな手法を採用したようだ。

10日(水)、フェラーリ代表のステファノ・ドメニカリは2月3日(金)に発表予定の新車について、「まったく別のものだ。それほど美しいとは言えない。技術規制で定められた範囲内で設計できるクルマの形はある程度決まったものになってしまうからね。とにかく、本当に速いクルマであって欲しい。それがわれわれが最も望んでいることだ」と報道陣に語った。

ドメニカリがフェラーリの新車の見た目に関する発言に対しての意見を求められたフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロは「格好悪くても構わない。あえて挑発的な意味で言っているんだよ。なぜならわれわれが求めているのは信頼性と勝てる速さがあるクルマだ。笑顔で勝利を収めることができ、それによってみんなを惹きつけられるクルマになって欲しいね」と答えた。

発表当日の天候にもよるが、3日(金)か4日(土)にフィオラノのテストコースで行なわれるシェイクダウン(新車が問題なく走るか確認する走行)がフェラーリの新車のサーキット・デビューとなる予定だ。

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