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F1 バーレーンGPの開催、決断を迫られるFIA

2012年01月12日(木)21:43 pm

F1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、4月にバーレーンGPを開催するのが正しいことかどうかを決断しなければならない、とレッドブルとフェラーリのチーム代表が語った。

バーレーン王国の政情不安は今日も続いている。常識に照らし合わせてもF1は開催を中止するべきだと主張される中、会場となるバーレーン・インターナショナル・サーキット側が11日(水)に2012年のレース開催に向けた準備を進めていることが判明した。

サーキット責任者のサルマン・ビン・イサ・アルカリファは2011年のグランプリ中止に伴い解雇された従業員たちに前職と同じ業務を依頼したと明かしている。

これは「国内の和解と団結に向けた重要な第一歩」であるとアルカリファは話している。

また、F1の最高権威バーニー・エクレストンは、状況が緊迫しない限りバーレーンGPが中止されることはないと言っている。

「われわれはFIAが主催する選手権に参加しているんだ。彼らの方針を信頼しなくてはならない」と、『BBC』局にそう語るのはレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーだ。

ホーナーと同様の見方を示したのはフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリで、「統括団体を信頼しなくてはならない」と語っている。

しかし、2011年のバーレーンGP開催可否の決定にドタバタ劇を演じたFIAの選択が信頼できるのかを問われたドメニカリは次のように答えている。

「おそらく、あの経験から前回とは違うアプローチを試みるだろうし、情報の精度も上がっていることだろう」と、毎年恒例のフェラーリのスキーイベントで『Teleegraph(テレグラフ)』紙の取材に応じたドメニカリはそう話している。

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