ナレイン・カーティケヤンが、HRTへ加入する可能性が浮上してきた。
『Autosprint(オートスプリント)』や『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』などは、カーティケヤンの母国インドのスポンサー企業が700万ドル(約5億3600万円)を用意していると報道。昨年は9レースにエントリーしていたカーティケヤンが再び今季のシートを獲得する可能性も出てきているようだ。
カーティケヤンは地元インドの『Press Trust(プレス・トラスト)』へ次のように話している。
「(感謝祭から年末にかけての)休暇シーズンも終わったから、話し合いを進めることができるようにしなくてはね。まだ何も決定されていないんだから」
「個人的には(初開催だったインドでの)グランプリの後でかなり前向きな反応があったのを目にしてきた。企業も一般大衆もF1が何をもたらすのか、ということについてさらに意識が深まったからね。でも僕たちにはまだ忍耐が必要だ。インドはモータースポーツの歴史が浅いし、いくらF1レースが開催されたからといって、それで一気に10年分も進歩するなんてことは期待できないからね」