レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、チームが経験を積んで向上し続けていると話した。
2005年設立と比較的若いチームのレッドブルだが、2010年以来、ベッテルとともにドライバーとコンストラクターのタイトルを3年連続で獲得している。
「チームは、ここ何年かでどんどん向上している」とベッテルはオーストリアの『Sportwoche(シュポルトヴォッヘ)』誌に語った。
「今はミスが減り、自信が増した」
26歳のベッテルは、2013年もF1チャンピオンに向けて独走しているが、まだ慎重な姿勢を変えていない。
「シーズン前半はすごく良かった。後半のスタートは、さらにいい」とベッテルは認めた。
「でも、ほんの小さなことが大きな差につながることも分かっている。温度が10度上下するだけで、すべてが違って見える」
「集中し続けることが必要だ。ただ確かに、どんなコンディションでも僕たちは常にトップ5に入れる力があるみたいだけどね」
2013年のチャンピオン争いを、ベッテルが圧倒的な強さでタイトルを決めた2011年と比較する者も出始めた。
「2011年について人はこう言う」とベッテル。「圧勝で楽だったってね。でも、圧勝という言葉は好きじゃないし、楽でもなかったよ」