鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの曽田浩社長は、ホンダのF1復帰によって日本人ドライバーが再びF1に参戦できるのではないかという見方を否定した。
F1第11戦ベルギーGPの開催地スパ・フランコルシャンでは、F1最高責任者のバーニー・エクレストンとの間で、2018年まで日本GPを鈴鹿サーキットで開催する5年契約が調印された。
鈴鹿サーキットの系列会社であるホンダが、2015年からマクラーレンにエンジン供給することが決まっているため、ホンダのF1復帰と日本人ドライバー起用を結びつけて見る関係者も多い。
このことから、ホンダは2015年に日本人ドライバーをF1に確実に送り込もうとしているのではないかといううわさもある。
しかし、曽田社長は次のように話してこれを否定した。「それはまったくの憶測に過ぎません」
「もちろん、そうなれば助かります。最盛期には、16万人のファンで(サーキットは)満員でしたから」
「当然、その再現を目指して努力していきます。ホンダによる効果は大きいと期待しています」