先日、マーク・ウェバー(レッドブル)が今季限りでF1を引退し、ル・マン24時間レースを含むWEC(世界耐久選手権)にポルシェチームとともに参戦を発表。このことについて、元F1ドライバーで現在トヨタのスポーツカープロジェクトで活躍するアレックス・ブルツは、チームメートのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)との不和もウェバーの決断に影響したという意見だ。
「マークはいまだにハングリーだ。もう1度、レースがすべての環境に行きたかったのだと思う」とブルツはドイツのテレビ局『Sky(スカイ)』に語った。
「世界耐久選手権は単純明快だ。全ドライバーが走ることでお金をもらい、レースがすべて。F1ほど政治的ではない」
「ウェバーは政治にうんざりしたんだと思う。自分もF1のキャリアを終える時に同じことを感じていたから分かるんだ」
「WECは絶対にすごく楽しいと思うよ」とブルツは話している。