キミ・ライコネンは複数のチームと2014年の交渉中だ。マネジャーのスティーブ・ロバートソンもそう認めた。少なくともロバートソンは、ライコネンが2014年もF1に乗ると信じている。
ロータス残留とレッドブル移籍、いずれの可能性もあるらしいのだが、本人はF1引退も否定していないところがライコネンといえばライコネンらしい。だが、ロバートソンの考えはライコネンと異なるようだ。
「単刀直入に言って、キミは来年もF1に乗ると固く信じている」と、フィンランド『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙に語るロバートソン。
「今のところ、それが皆さんにお伝えできる最も重要なニュースかな」
「これまでの活躍で、キミへの需要はある。ドライビングが楽しくてF1を続けたいとキミが言えば、そこに供給も生じるわけだ」とロバートソンは笑った。
ライコネンにとってF1チャンピオンチームのレッドブル移籍は当然の選択と思える反面、ロータスから与えられた自由を享受していることも確かだ。確かに、スポンサー行事などレース以外の仕事は極力、外してもらっている。
「キミは残ると思うよ」と言うのは、ロータスのチーム代表エリック・ブーリエ。シルバーストンで次のように話している。「レッドブルはキミを追いかけているが、われわれだってキミを手放したくない」
「今のところ、彼は現状に満足していると思うがね」