カタルーニャ・サーキットで行われたF1第5戦スペインGP、マクラーレンのジェンソン・バトンは8位。セルジオ・ペレスは9位だった。
【結果】F1第5戦スペインGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など
■ジェンソン・バトン(8位)
「おもしろいレースだったね。フォーメーション・ラップのペースがノロノロだったのは痛かった。スタートも今イチ。ちっともマシンがグリップしてくれなくて、第1コーナーはボロボロだったよ。1周目を終えて17番手はついてなかった」
「レースの取り組みは第3戦中国GPとまったく同じで、周りの敵に応じて作戦を変えることだった。そんな作戦が功を奏して8位になれたのは、ひとえにチームのおかげだ。僕らは果たして新しいパッケージで進歩できただろうか? 僕にはわからない。でも間違いなく、本来なら相手にならなかったはずのマシンに勝ったレースだった」
「2台そろってポイントを取れたのはよかったし、できればこの上昇機運を維持したい。今日はたくさんデータを収集できたから、この調子で今後数戦、MP4-28を開発していきたいよ」
「今日は英国人ファンの応援がすごくうれしかった。お礼をいいたいね。グランドスタンドにボーダフォンのキャップやTシャツが見えるのは、素晴らしい気分だ。来るイギリスGP(6月30日決勝)は満員になってほしいな。そうすれば僕らも、もっとがんばれるよ」
「やるべき仕事はまだまだある。今はつらい時期だけど、できることはすべてやれたから満足だ」
■セルジオ・ペレス(9位)
「こんなはずじゃなかったのに。タイヤをいたわりながら走るのがこんなに難しいなんて。完ぺきな仕事なんて無理だったのかなあ。ほかのドライバーと同様、4回もピットストップしなきゃならなかったよ」
「とてもマシンの性能をフルに引き出したとはいえないな。その意味では不満が残った。それでも、全体的に今までよりはよい戦いができたと思う」
「マシンはまだまだ進化の途中だ。モナコ(26日決勝)ではもっとやれるよ。その後は毎戦、上位との差を徐々に詰めていきたい」