ケーターハムのビタリー・ペトロフは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビGP決勝を20番手からスタートし、16位になった。
ビタリー・ペトロフ
「とてもよいスタートをきめて、ヘイキ(コバライネン/チームメート)の横に並んだ。お互いに同時にブレーキを踏んだら接触すると思ったから、僕は早めにブレーキングをしたんだ。それを境にグリップに苦労した。理由はわからないけど、レースを通じて前のクルマに勝負を挑めるだけのスピードがなかった。レースのほとんどでアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)に悩まされ、明らかに少し残念なレースだったよ。特にヘイキのペースがよかっただけにね」
「でもこういうときもある。クルマは金曜日の午後(フリー走行2回目)に感触がよかったのに、昨日の予選と今日の決勝でグリップがなかった。これから、なぜそうなったのか解明する時間を少しとれるから、クルマのペースをしっかり取り戻さないといけないね。次戦のオースティン(第19戦アメリカGP/18日決勝)では解決できるはずさ」